@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00001051, author = {谷, 由美子 and タニ, ユミコ}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of the Nagoya Women's College}, month = {Mar}, note = {P(論文), "生後7週の雄SHRを蛋白質15%と35%の2種類の蛋白質レベルで,各々運動区,非運動区にわけ生後27週まで飼育した.運動は1日40分水泳を生後10週より27週まで負荷し,運動訓練期における血液性状,窒素代謝の変動ならびにグリコーゲンの蓄積などより,運動と栄養の関連を検索し,あわせて運動が血圧におよぼす影響も検討した.1)体重増加率は各区とも順調で,いずれの蛋白質レベルにおいても運動負荷1週(生後11週)以降,運動区の体重増加率は低下した.運動群において,運動負荷5週(生後15週)までは蛋白質35%区の方が15%区より体重増加率は大きかったが,運動負荷6週(生後16週)以降は蛋白質15%区の方が大きくなった.2)血圧は,いずれの蛋白質レベルにおいても運動負荷による明確な効果は認められなかった.3)Hb量はいずれの蛋白質レベルにおいても,運動負荷1,2週(生後11,12週)で運動区が低下し,特に蛋白質15%投与運動区は有意に(p<0.05)低下し,その後蛋白質15%投与群は運動負荷8週(生後18週)で,蛋白質35%投与群は運動負荷4週(生後14週)で運動区の方が高くなった.また非運動区では生後18週以降,運動群は運動初期ごある運動負荷4週(生後14週)までは蛋白質35%区の方が高値を示した.4) Ht値もHb値と同様に,いずれの蛋白質レベルにおいても運動初期の運動負荷2週(生後12週)までは,運動区の方が低くなり,運動負荷4週(生後14週)で運動区の上昇がみられた.また運動群では運動負荷12週(生後22週)以降,蛋白質35%区の方が15%区より高い傾向がみられた.5)血清蛋白質は,運動負荷および蛋白質レベルの影響は顕著には認められないが,蛋白質15%投与群は運動負荷4週(生後14週)で,蛋白質35%投与群は運動負荷2週(生後12週)でいずれも運動区の方が高い傾向になった.6)尿中クレアチニン排泄量は,蛋白質15%投与群は飼育期間を通じて運動区の方が非運動区より多く,蛋白質35%投与群は運動負荷2週(生後12週)以降,運動区の方が非運動区より少なかった.また蛋白質15%投与非運動区,運動区および蛋白質35%投与非運動区は生後18週まで,蛋白質35%投与運動区は生後12週まで明らかに増加傾向がみられた.7)1日窒素摂取量に対する尿中総窒素排計量の比率において,飼育期間を通じて蛋白質15%投与運動区は非運動区より高値を示し,特に運動負荷1, 8, 17週(生後11,18,27週)に有意差(p<0.05)を認めた.蛋白質35%投与群は,運動負荷8週(生後18週)以降運動区は非運動区より有意に(p<0.01)低値を示し,蛋白質35%投与運動区は明らかに減少傾向を示した.8)肝グリコーゲン量は蛋白質15%投与群が35%投与群より多く,いずれも運動負荷で増加した.筋肉グリコーゲン量は,蛋白質15%投与群は運動負荷で増加したが,35%投与群は運動による影響はほとんどみられなかった.また運動群では蛋白質15%区の方が35%区より多かった.本研究を遂行するにあたりご助言いただきました本学の青木みか教授ならびにご協力いただきました辻原命子助手に深謝致します."}, pages = {77--84}, title = {運動訓練期における高血圧自然発症ラット(SHR)の血液性状ならびに窒素代謝におよぼす食餌蛋白質レベルの影響}, volume = {28}, year = {1982} }