@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00001249, author = {石原, 久代 and イシハラ, ヒサヨ}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of the Nagoya Women's College}, month = {Mar}, note = {P(論文), "縞の知覚と感情効果についで検討するために,まず黒白の等間隔の縞4種と黒縞幅と白縞幅の太さの異なる刺激6種の計10種の試料についてその知覚閾を測定し,多変量解析を用いて知覚に及ぼす要因を明らかにするとともに,またそれらの縞を縦縞,横縞としてSD法により官能検査を行い,感情効果にどのような因子が関与しているかも併せて検討した結果,本実験で取り上げた縞柄の範囲内ではつぎのような結果が得られた.1.縞の知覚閾(秒)は,縞幅(mm)の逆数に正比例し,更に黒縞幅の方が白縞幅よりやや大きく影響を及ぼしているといえる.また因子分析の結果より,知覚閾には黒縞幅・白縞幅が等間隔か否かという因子が大きく関与していることが明らかになった.2.感情効果については,力量・明暗・評価の因子で表すことができ,特に縞幅との関係において有意であったのは,一部明暗の因子を含むが,力量の因子を持つものがほとんどであった.また,知覚閾と同様に黒縞幅と白縞幅が等間隔か否かという因子が感情効果にも大きく影響することが明らかになった.以上,縞柄について知覚閾,感情効果の両側面から比較検討した訳であるが,これらの結果は,先の水玉模様の研究結果と併せて考えてもかなり一致しており,今後これら平面上の幾何学形態を被服の柄として展開させ,着装上の効果を検討する上で,かなり参考になると考えられる.最後に本報における知覚閾の実験に際し,その実験機器および被験者に関しては,椙山女学園大学意匠・色彩研究室の加藤雪枝教授の多大な御助力によるものであり,ここに深く感謝の意を表します."}, pages = {13--22}, title = {縞の知覚と感情効果に関する研究}, volume = {34}, year = {1988} }