@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00001423, author = {竹内, 若子}, journal = {名古屋女子大学紀要. 家政・自然編, Journal of Nagoya Women's University. Home economics・natural science}, month = {Mar}, note = {選択栽培された5品種の「ジネンジョ」塊茎を生のまま, あるいは凍結乾燥化し, これらをもとに物理的な性質をはじめ, ジネンジョ特有の強い粘性成分の酸性糖タンパク質等の機能性成分ならびに品種間差異について比較・検討した結果, 以下のことが明らかになった.1.物理的な性質として, 粘度は最高値が「稲武: Inabu」, 最低値が系:Tan-kei」で, それぞれ1,600 mPa/s, 980 mPa/sとなり, 両者間には約1.6 倍もの差異がみられた. また, 根側に比べ, 芽側で粘りが強い傾向がみられ, 同じイモでの局在性の違いが明らかになった.2.デンプン分解酵素のうち, β-アミラーゼ活性では「短系」が顕著に高く(他品種の300倍)その特異性を確認し, ナガイモ的な特徴をもつ品種ではないかと推察した.3.SDS-PAGE後の主要タンパク質バンドは約33 kDaは, 等電点電気泳動ならびにDMB法,PAS染色法によって硫酸化多糖であることを確認した.4.赤血球(ウサギ)凝集反応の結果, 最低濃度430μg pro. /mlにて凝集反応を確認した.これより本ジネンジョ糖タンパク質は, レクチン活性をもつことが示唆された.}, pages = {31--38}, title = {ジネンジョ塊茎の機能性成分とその品種間差異}, volume = {55}, year = {2009} }