@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00001731, author = {木村, 徳丸 and キムラ, トクマル}, journal = {名古屋女子大学紀要. 人文・社会編, Journal of Nagoya Women's University. Humanities・social science}, month = {Mar}, note = {P(論文), "制御不能な市場価格撹乱の存在がみとめられるとき,公共部門調整システムの展開過程での生産量決定を任意の価格体系をベースにとって作業することで社会的公正水準を増幅することがはたしてできるのかという設問がストレートな形でうまれる.これはまさに潜在価格水準決定にかかわる基本的論点である.本稿では,まず開放系の経済システムモデルのシナリオで潜在価格決定に関する情報とその安定性をめぐる若干の問題を考える.つぎにこのシステムモデルの説明を試みる.第3に,次善型の最適厚生水準を保証できる要件をクリアする.最後に潜在価格決定の作業をとおして初期時点の厚生水準値一般からの,社会的厚生水準最適値導出に関する各種の情報選択問題とそれら情報の安定性をめぐる諸問題を吟味する.(付記:本稿は昨年8月国立オーストラリア大学での国際計量経済学会において報告した論文の第2章と第3章をまとめて全面的にかき改めたものである.)"}, pages = {1--9}, title = {潜在価格体系における情報の安定性問題をめぐって}, volume = {35}, year = {1989} }