@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00001919, author = {柏瀬, 愛子 and カシワセ, アイコ}, journal = {名古屋女子大学紀要. 人文・社会編, Journal of Nagoya Women's University. Humanities・social science}, month = {Mar}, note = {P(論文), "器楽教育では,限られた時間の中で,能率的にかつ効果的に学習をしなければならない。鍵盤楽器を学ぶには,基礎学習が何より大切であり,きめ細かい個人指導が重要だと思われる。児童教育学科の器楽履習の充実を計るために1993年度に購入されたM. L.は,当初はピアノ台数の不足を補充するものと受けとめられがちであったが,機器が持つ高性能を活かせば,初心者でも簡単に演奏が楽しめ,技術の習得が容易となるシステムでもある。そこで,昨年度後期より,今まで行なってきたレッスン方法を少し変更し,1コマの中に,ピアノの個人レッスンとM. L.集団レッスンを取り人れた並行授業の実施に踏み切ってみた。授業内容は,従来通りの進度別個人レッスン(ピアノ)と,2年生は,スケール・カデンツ移調奏,弾き歌い。3年生は,初見,伴奏付けなどの課題レッスン(M. L.)である。この内容での集団学習を,学生はどのように受けとめているだろうか。調査をしてみた。その結果,M. L.でのレッスンは,良いと思われる半面,個人の演奏技術にかなり差があるため,上級者には進度が遅く,初心者には進度が速すぎるという問題点が出ている。この問題解決の1方法は,グレード制の導入であるが,外部刺激が少なくなると,自分のいるグレードに甘んじ,練習を軽んじる学生も出だすのではないかと懸念される。課題の適否と共に,今後の検討課題である。現在の本学,器楽学習期間は,1年あるいは2年という短いものである。この短期間内に,効率のよいレッスンをなし,高度な演奏技術獲得の成果を上げるためには,ピアノとM. L.の並行レッスンを,如何に充実させていくかである。今年度,テレビモニターが設置されたことで,指導者の手元や補足教材を見せることが出来るようになり,指導がより容易となってきた。諸問題の検討と共に,授業の在り方についても追求していかねばならない。最後に,各機器の名称等の説明は,機器取り扱い説明書を参照したのでここに付記する。"}, pages = {115--127}, title = {ピアノ演奏技術に及ぼすM. L. での集団レッスン効果}, volume = {41}, year = {1995} }