@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:02000020, author = {三宅, 元子 and 飯尾, 健}, issue = {70}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of Nagoya Women's University}, month = {2024-03-10, 2024-07-02}, note = {本研究は、消費者を取り巻く現状に対応し、主体的に消費者市民社会の形成に参画できる自立した消費者の育成を目指した提言を行うことを目的に、現在の消費者教育で目指されている批判的思考の育成における課題について検討した。まず、これまで消費者教育における批判的思考に関する課題を理論研究や政策文書、および実践事例から論じた。その結果、批判的思考はこれまで意思決定における中心的な能力と捉えられてきた一方、その多様な側面のうち多面的な判断が重視され、他の側面、とくに論理的思考は見過ごされてきたことが明らかになった。続いて論理的思考の4つの代表的なモデルを検討し、論理的思考の内容や構成要素を示した。最後に批判的思考の中でも論理的思考はこれからの日々の生活における意思決定や社会参加のために重要な能力として習慣的に用いられることが必要であること、今後の消費者教育では論理的思考のうち主張と根拠を結びつける理由を考え適切な行動に結び付けられること、そのためには日常生活に「転移」できる論理的思考の育成に向けた教材や授業、学習活動の開発と実践が求められることを提言した。}, pages = {57--70}, title = {消費者教育における論理的思考の育成に向けた課題と提言 : 批判的思考に関する課題からの一考察}, year = {} }