@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00002140, author = {古川, 智恵子 and 森川, 里子 and フルカワ, チエコ and モリカワ, サトコ}, journal = {名古屋女子大学紀要. 家政・自然編, Journal of Nagoya Women's University. Home economics・natural science}, month = {Mar}, note = {P(論文), "海に囲まれた日本には,昔から多くの文化が海を渡って伝来した.それは沿海州,朝鮮半島,中国大陸,東南アジア,南太平洋と実に広い範囲にわたっている.東南アジアの海洋に広く分布している島々では,今なお,それぞれの島で独自の文化を伝承し守り続けながら生活している.このことは,アジアの生活文化伝承の流れを研究する上で重要な実証を示すことにもなろう.著者らは,かねてより近隣地域の農山村,海村部の日常・非日常の衣生活について一連の調査を行って来た.その結果,仕事着の形態,機能は生業と密接な関わりを持ち,日常生活に裏付けされるものであることが認められた.その仕事着の代表格でもあると考えられる禅・腰巻きは,そのルーツであると推察される,インドネシア,ミクロネシア等の,南方系民族の衣服であり,それらの国の日常・非日常の衣生活について調査することは,日本の固有文化の根源を確かめる意味で,誠に意義あることと考える.然して昨年度は,インドネシア,スンバ島の海岸地域および,内陸部の代表的集落における衣生活を,伝統的側面と変容面から調査研究を行った.その結果,スンバ島民の衣服文化は,背後に存在する伝統的社会構造と気候風上に密接な関わりを持ち,スンバに見られる褌・腰巻きの形態は,我が国におけるそれらの祖型,ルーツとも考えられ,興味深いものが知見された. 本研究は,以上をふまえ,インドネシアの一島であるスラウェシ島において,同視点から衣生活を調査考察し,解明することを試みる."}, pages = {65--71}, title = {"インドネシア,スラウェシ島における衣生活(第1報) : トラジャ族の伝統的社会構造"}, volume = {37}, year = {1991} }