@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00002149, author = {河村, 瑞江 and 山田, 真由美 and カワムラ, ミズエ and ヤマダ, マユミ}, journal = {名古屋女子大学紀要. 家政・自然編, Journal of Nagoya Women's University. Home economics・natural science}, month = {Mar}, note = {P(論文), "環境問題に対する関心が高まっている今日,デザインの果たす役割は大きいと思われる.形態,色彩,素材の三要素のうち色彩は知覚的伝達力が大きい.従って色彩の及ぼす影響について慎重に扱う必要があると考える.現在,科学技術の進歩により生活様式が大きく変化した.特に都市生活では人工的空間で生活時間を持つことが多く,自然と接する機会が少なくなっていると思われる.また情報伝達の媒体として使われる屋外広告物などの多彩で高彩度の色彩は,都市景観の立場で問題とされるところであり,環境色彩について種々の視点から研究活動や改善策の動きがみられる.62年度「日本人のライフスタイル」総理府世論調査によれば,「生活の中で日本的好みを活かしたいか」の問いに対して,半数以上が生かしたいとしている.このような現状において,色彩を考えるとき,自然環境と関わりあって発展した日本の色彩文化を大切にしたいと考える.以前,日本は四季折々の移り変る季節をたのしみ,それを生活の中に生かしていた.住居においては,夏は障子戸を簑戸やすだれで涼しさを表現し,冬は雪見障子で外の情景を眺め,床の間では掛け軸を替え,四季の花をそえるなど.また衣生活では衣服のかさね色にみるように,自然と生活との関わりを大切にして来た.このように豊かな伝統的な色の文化を現代の生活デザインの立場に立って生かじたいと思い生活デザインと色彩の関係を四季のイメージ色から追求したいと考えた.今回はそのイメージ因子について単一色と配色構成及び用語と色の3点から調査検討した."}, pages = {151--162}, title = {生活デザイン(第1報) : 四季の色}, volume = {37}, year = {1991} }