@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00000003, author = {藤田, 智子}, issue = {59}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of Nagoya Women's University. Home economics・natural science humanities・social science}, month = {Mar}, note = {本研究の目的は,男女共修家庭科を学んできた学生たちの家庭科及び男女共修家庭科に対するイメージを分析し,先行研究との比較を通し,男女共修家庭科の今後の在り方について考察することである.調査は,関東地方の私立大学Aと国立大学Bの教育学部に通い初等家庭科教育法を履修している大学生141名(女子78名,男子63名)に対し,文章完成法で行った.時期は2010年4月及び10月(初回授業時)である.先行研究に基づき項目を設定し,記述を分析した. その結果,家庭科は「調理・料理」について学ぶ「生活に役立つ」教科と認識されていた.だが,女子は「花嫁修業・母親になる準備」として必要であるのに対し,男子は一人暮らしや家事の手伝いのために必要と認識されていた.家庭科の男女共修に対し9割以上が肯定的であったが,理由として男女共に同じ価値があるという記述と,男女で考えや能力に違いがあるからこそ共に学ぶべきという記述があり,根強いジェンダー意識と,それに伴う「将来」への役立ち観がみられた.小・中・高等学校の学校教育現場で,共修の意義をより意識した授業を行うことや,大学での教員養成においても男女共修の意義を伝えて続けていく必要性があるといえる.}, pages = {1--12}, title = {大学生の「家庭科」に対するイメージにみる男女共修家庭科の意義と課題}, year = {2013} }