@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00004198, author = {石田, 典子 and 黒宮, 梨奈 and 中村, 早耶香}, issue = {62}, journal = {名古屋女子大学紀要. 家政・自然編, 人文・社会編}, month = {Mar}, note = {40020879614, 小学校教員を志望する本学児童教育学科の学生には,初等教育の現場において自然の事物・ 現象について実感を伴った理解を図る指導を実践することが求められる.肉眼で見ることがで きず,その存在を理解できにくい水の中の小さな生物の学習においては,第1に様々な環境に おいて微小な生物が存在することを実感させること,第2にその大きさの違いを実感させるこ とが重要であると考えられる.この目的のために,教科書における水の中の小さい生物の学習 内容と方法を検討し,市街地の3つのため池における生物と水質の季節的変化に関する調査を 実施し,小学校理科における学習を提案した.ため池における調査から,微小な生物の種類相 には季節的変化があること,池を比較することでより多くの種群を確認することが期待できる ことがわかった.また,水辺の付着物から微小な生物を採集しそれを観察する際には,多くの 種を同時に見て大きさを比較すること,生物を固定せずに観察することにより生きていること を確認することが有効であると考えられた.水の中の小さな生物の効果的な観察は自然の中に は多様な生物が存在するという実感的な理解を促す有効な教材となると考えられる.}, pages = {1--13}, title = {小学校理科第5学年「水の中の小さな生物」の学習の検討}, year = {2016} }