@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00004224, author = {坪井, 眞里子}, issue = {62}, journal = {名古屋女子大学紀要. 家政・自然編, 人文・社会編}, month = {Mar}, note = {40020880127, 初等教育の音楽において歌唱は「表現」という分野において、重要な位置をなしている。教 師は楽曲の気分(低学年)や曲想(中、高学年)を感じ取って歌唱の表現を工夫し、自分の思 いや意図をもって歌うことを目標に指導を行う。その場における学年の到達課題に合わせて共 通教材を歌うことになる。歌唱の指導において、音の流れ、曲想を感じ、つまり音楽そのもの の構成する能力を育成していくこととなる。  歌唱は音楽教育において、児童の主体的、創造的、音楽能力を高める重要な要素である。そ の歌唱において基本的な能力(呼吸、発声、共鳴、発音)を指導するためのメソードの一つと して、本稿では日本歌曲の歌い方について一つの案を提示していきたい。昨今の日本語の発音 については、鼻濁音の消失や、発音の曖昧さにおいて指摘されている。発音については国語科 においても低学年の指導内容の中で「姿勢、口形などに注意して、はっきりとした発音で話す こと」というように、発音・発声について示されている。理想的な自然で無理のない発声の上 で、日本語として聞きとることができ、明確な表現方法につながる発声、発音を目指すもので ある。  本論文における発声法、発音法はこれまで児童教育学科における平成26年度の大学2年生の 授業、音楽演習2における授業の中で実施したものである。授業での課題実施例を示し、その 上で発音法について提示していく。}, pages = {295--305}, title = {唱歌〈小学校共通教材〉における日本語発音法 : 試案}, year = {2016} }