@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00004321, author = {椿, ますみ}, issue = {65}, journal = {名古屋女子大学紀要. 家政・自然編, 人文・社会編}, month = {Mar}, note = {家父長制のもとに「男は仕事」「女は家庭」といった性役割分担が長く定着していたが、現代の変化する結婚観、家族観とともに、男女問わず全ての生き方の規範は薄れ、この20年の間に学内でも、受講する学生たちの性の役割志向に変化を感じるようになってきた。世の中は男女平等に向かい、多様なる性も容認していこうという時代がやってきたのだが、伝統的な性役割志向を持つ学生、特に女子学生の行動は、古い世代から受け継がれた習慣や慣例を急には変えることができない現象が捉えられるのも事実である。小論では、短大、4大の授業名「女性学」「ジェンダー論」の中で、様々な性に関する講義テーマに取り組んでいるものの、果たして学生達に届いているのか、また受講生のジェンダー志向はどのように変化しているのか、さらには専攻する専門分野によっての違いがあるのかを探ってみた。受講生の男女の役割観が『ゆとり世代』『さとり世代』を経て『ジェンダーレス世代』に入ってきたともいえるが、学生達が自立の過程で両性性を発揮する姿も顕著になってきている。同授業を更に発展させたものとしていく上での一考察としたい講座の纏めである。}, pages = {149--158}, title = {短大生と大学生のジェンダー意識の違いと変化 : 性役割志向性調査に基づいて}, year = {2019} }