@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00004355, author = {坪井, 眞里子}, issue = {66}, journal = {名古屋女子大学紀要. 家政・自然編, 人文・社会編, Journal of Nagoya Women's University. Home economics・natural science humanities・social science}, month = {Mar}, note = {40022193230, 明治以降、唱歌遊戯を起点とする「お遊戯」は、音楽や歌の歌詞に合わせた身体表現を、全 員で一斉に行う活動が主たるものである。これらは、子どもの自発的な表現とは言い難い側面 を有する。なぜならば、それらは指導者の発案によるものであり、自発性を伴っていないから である。改訂された幼稚園教育要領においても、子どもの自発的な総合的表現力を育む重要性 について明記された。本稿は、幼児の音楽感受能力に着目し、小学校で使用する鑑賞曲を用い て、幼児の音楽を感受する能力の可能性を検知する為の評価基準(実践上での評価)について 考察を行うものである。方法としてオーケストラ譜・ピアノ譜を基に、音楽を形作る要素とし て拍・リズム・強弱・音色・フレーズについて分析を行う。これらの楽曲分析を基に、幼児の 音楽感受能力について示唆できる指標を提示することを目的とした。幼小接続を視野に低学年 のオーケストラ曲を使用する事とした。結果として楽曲は、子どもがイメージし易い曲、打楽 器を有効に使用し、音色の違いを検知しやすい曲、構成についても、三部形式で理解しやすい 作りとなっていることが認知された。これらの楽曲を用いて子どもの音楽感受能力を、評価基 準から明確化する。本稿は、今後実践で幼児の自発的表現能力の可能性分析・音楽感受能力と 表現について考察の基礎となるものである。}, pages = {213--224}, title = {鑑賞教材における音楽的要素・イメージを観点とした一考察 : 幼小接続を視野に}, year = {2020} }