@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00004358, author = {門松, 愛}, issue = {66}, journal = {名古屋女子大学紀要. 家政・自然編, 人文・社会編, Journal of Nagoya Women's University. Home economics・natural science humanities・social science}, month = {Mar}, note = {40022193535, 本稿は、モンテッソーリ教育の伝播について、1900年代初頭にモンテッソーリ教育が伝わっ てきた欧米諸国、日本と、2000年代になってから伝わってきたベトナムとを比較し、保育思想 の伝播における文化的相違を見出すことを目指した。そのために、まず、モンテッソーリ教育 の伝播の歴史として、アメリカ、イギリス、ドイツと日本およびアジアに分けて先行研究の整 理をおこなった。続いて、ベトナムにおけるモンテッソーリ教育の実践と広がりを現地調査の 結果から分析した。そして、欧米諸国、日本、ベトナムにおけるモンテッソーリ教育の伝播に ついて、土着化および文化摩擦、批判された点、評価された点に関して比較し、考察をおこなっ た。結果、欧米諸国や日本では、当該社会で主流の保育・教育思想に対する抵抗感や適合といっ た点から、批判や評価がおこなわれ、特に自由さや読み書き算への評価が異なっていたのに対 し、ベトナムでは、しつけ、個性、独立心が注目され、現代の教育問題に対応した海外の新し い手段として、実践的に、一部では商品的な側面をもちながら、広がっていく様子が確認できた。}, pages = {251--264}, title = {モンテッソーリ教育の伝播における文化的相違に関する一考察 : 欧米、日本、ベトナムの比較から}, year = {2020} }