@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00004362, author = {白石, 朝子}, issue = {66}, journal = {名古屋女子大学紀要. 家政・自然編, 人文・社会編, Journal of Nagoya Women's University. Home economics・natural science humanities・social science}, month = {Mar}, note = {40022193551, アンリ・ジル=マルシェックス(Henri Gil-Marchex, 1894-1970)は、1920-30年代に国際的 に活躍したフランス人ピアニストである。彼の活動は、1930年を境として演奏のみを行うコン サートから講演を伴うレクチャー・コンサートや音楽講座へと変化した。彼は、なぜ演奏だけ ではなく講演を伴う活動を行うようになったのだろうか。  本論では、ジル=マルシェックスによる「音楽解釈の講座」(1931)に着目し、その内容を 近代日本における西洋音楽受容と演奏会の在り方を視点として捉え直すことを試みたい。彼は 本講座でアルフレッド・コルトー(Alfred Denis Cortot, 1877-1962)と同様の引用文や比喩表 現等を用いて、エコール・ノルマル音楽院の音楽講座と共通する主旨・内容を日本の聴衆に示 した。この背景には音楽を感覚的ではなく、学問や教養として文化的に聴くことを求めたピア ニストの意図と聴衆の変化があったのではないだろうか。}, pages = {285--295}, title = {アンリ・ジル=マルシェックスの「音楽解釈の講座」(1931) : アルフレッド・コルトーの講座内容との比較を視点として}, year = {2020} }