@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00004364, author = {横山, 早美}, issue = {67}, journal = {名古屋女子大学紀要. 家政・自然編, 人文・社会編, Journal of Nagoya women's University}, month = {Mar}, note = {40022521660, 天然染料はその色素の複雑さから色材によって染色条件や媒染剤を変えなければならない, また実用化となれば安定した色材供給の確保が難しいという問題がある.そのため,ファッショ ン業界の商品を彩る色材としての実用化には至らず,伝統織物や工芸品のみでしか用いられて いない.一方,世界はサステイナビリティー(持続可能性)に加速し,染料は安全性の高い天 然染料にファッション業界からも強い関心が寄せられている.  筆者は,天然染料の染布の実用化に向けた1つの試みとして,デザイン企画の際に簡易に色 彩配色が可能なPCCSヒュートーンシステムの作成を試みた.  なお,本実験では色彩のみに着眼して行ったため,染色方法や染液の配合調整に関しては一 定の規則性については考慮せず,得られた染布の色彩のみについて行った.  試料布は天然染料が最も美しく染まる絹布,また色材は選択した4種類を用いて基本染布を 作成した.一方,染液はそれらの色材から抽出した赤色色素・黄色色素・青色色素・紫色色素 を配合した染液を使用した.  次に,得られた染布の色彩は色彩色差計を用いてL*a*b*表色系,マンセル値を測定,次にそ の数値を用いてPCCS表色系変換からのヒュートーンシステムの提案である.}, pages = {1--13}, title = {天然染料の色彩に関する研究}, year = {2021} }