@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00004367, author = {佐々木, 真吾}, issue = {67}, journal = {名古屋女子大学紀要. 家政・自然編, 人文・社会編, Journal of Nagoya women's University}, month = {Mar}, note = {40022521695, 本研究では、聞き取り形式と子どもの報告の詳細さ、司法面接の知識が、教職員の虐待判断 と虐待対応に及ぼす影響を調査した。参加者は司法面接研修の参加を希望した教職員24名であ る。調査では、聞き取り形式(オープン質問かクローズド質問か)と子どもの報告の詳細さ(詳 細か簡潔か)の組み合わせにより、子どもが虐待をほのめかす場面を作成した。参加者は各場 面を読んだ後、子どもの報告の真偽とその後の対応を尋ねる質問に回答した。また、司法面接 研修前に事前調査、研修後に事後調査を行った。結果、事前調査では、子どもの報告が詳細で ある場合、教職員は報告の真実性を高く評価し、記録を取ることが多いと回答した。また、詳 細な報告が得られる聞き取りが適切であると判断した。これに対して、事後調査では、オープ ン質問で得られる報告の真実性を高く見積もるようになり、適切な聞き取りはオープン質問に よる聞き取りであると判断するようになった。加えて、事後調査では逐語記録をとるという判 断が多くなった。以上の結果から、司法面接の知識を得ることで、聞き取り形式に注意を向け た判断がなされるようになること、記録の重要性の理解が深まることが示唆された。}, pages = {59--70}, title = {虐待報告の聞き取り形式と子どもの報告の詳細さ、司法面接の知識が教職員の虐待判断とその後の対応に及ぼす影響}, year = {2021} }