@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00004389, author = {佐々木, 真吾 and 陣後, 瑞希}, issue = {68}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of Nagoya Women's University}, month = {Mar}, note = {子育てには、子どもの行動に良い面と悪い面が存在するなど、褒めるか叱るか曖昧な状況が 多々存在する。本研究では、褒めるか叱るか曖昧な状況での親の養育態度が、自尊感情と自己 や他者へのスキーマの形成に及ぼす影響を検討するために、大学生を対象に質問紙調査を行っ た。曖昧な状況での親の養育態度は、褒めるか叱るか曖昧な状況において、幼少期にどの程度 褒められたか、叱られたかを回想してもらうことで測定した。また、既存の尺度を用いて、自 尊感情、自己および他者へのポジティブ、ネガティブなスキーマを測定した。結果、褒められ ることが多い者ほど、自尊感情や他者へのポジティブなスキーマの得点が高かった。一方で、 叱られることが多い者ほど、自己へのネガティブなスキーマの得点が高かった。特に、褒めら れずに叱られることが多い者は、自己へのネガティブなスキーマを形成していた。以上の結果 から、褒めるか叱るか曖昧な状況では、子どもの行動のネガティブな側面のみを指摘するだけ ではなく、ポジティブな側面を見いだして褒めることが、心理的に健全な自己概念の発達を促 進することが示唆された。}, pages = {65--75}, title = {褒めるか叱るか曖昧な状況での親の養育態度が自尊感情と自己・他者スキーマに及ぼす影響}, year = {2022} }