@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00004395, author = {山本, 忠}, issue = {68}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of Nagoya Women's University}, month = {Mar}, note = {昭和23〜35年の算数・数学教育においては、児童・生徒の日常生活の課題を生活単元として 掲げ、問題解決過程を通して算数・数学の内容を学ぶ生活単元学習方式が採られた。課題は児 童・生徒にとって真実性がある身近な題材が選ばれた。しかし、生活単元学習と算数・数学の 教科としての論理体系と両立するのは困難であった。また、学力低下も指摘されたため、算数 科では生活単元と算数単元を混在させる教科書が使用されるようになった。本稿では生活単元 学習期の算数科検定済教科書66冊を調査し、生活単元がその教科書の何%設定されているかと いう「生活単元率」を算出した。これを目的変量として、検定年度、1〜6の学年、出版社を 説明変数とする数量化Ⅰ類の分析を実施した。その結果、検定年度と出版社は生活単元率に大 きく関連し、学年はあまり関連しなかった。生活単元期の初期には、生活単元率は高く、経年 とともに次第に低くなるという結果を得た。これは、当時を経験した複数著者の記述を裏付け るものである。}, pages = {139--150}, title = {昭和23~35年の生活単元学習期における算数科教科書の「生活単元」の設定状況分析}, year = {2022} }