@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00000703, author = {熊沢, 昭子 and 北川, 公子 and 鵜飼, 美恵子 and 鈴木, 妃佐子 and 仲, 美恵子 and クマザワ and キタガワ and ウカイ and スズキ}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of the Nagoya Women's College}, month = {Mar}, note = {P(論文), "飛騨地方の食生活の一面を明らかにする上から,この地方の特色と思われる「ほう葉」使用に着目し,「ほう葉」の利用状況とその年代推移について前報にひき続き地域を拡大して全流域にわたって調査した.過去から現在にいたるまでにもっとも「ほう葉」をよく利用しているのは大野郡,やや多いのが対照地域として選んだ吉城郡および高山市,ついで益田郡,加茂郡と飛騨川を下るにつれて減少し,美濃加茂市ではほとんど利用されていないことが認められた.これらのことは現時点においても同傾向にある.「ほう葉」の用途別からみれは飛騨川上流域地方ではより素朴で実利的なつかい方をしているのに対し,中流域地方では実利の面はうすれ「ほう葉すし」のように色と香りをよく生かした美的,趣味的なつかわれ方が多く残されている.「ほう葉」の実利的な使用法と趣味的な使用法との分布の接点となる地域は,中流域の山のロ,小坂,湯屋校区であると認められた.「ほう葉」利川状況を年代推移の上からみれば,終戦を境としていちじるしく減少していることが認められた.調査にあたり,種々のご便宜をおはからいいただいた岐阜県教育委員会社会教育課の諸氏ならびに調査対象校の諸先生に深謝申し上げる.なお調査・集計にご協力いたたいた岩瀬幸子嬢に謝意を表する次第である."}, pages = {85--91}, title = {飛騨川流域地方における食生活調査(第III報) : 「ほう葉」の利用とその推移}, volume = {15}, year = {1969} }