@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00000769, author = {荻野, 千鶴子 and 古川, 智恵子 and 加藤, 恵子 and 後藤, 喜恵 and オギノ and フルカワ and カトウ and ゴトウ}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of the Nagoya Women's College}, month = {Apr}, note = {P(論文), "1)本学短大家政科学生の被服実習洋裁の実態をみると,ペーパーテスト,実技テスト共に予備調査と全く同傾向であった.即ち入学当初は,普通課程出身者と家政課程出身者の差は著しく家政課程が上位を占めているが,一年後の両課程の間にはほとんど差がみられなかった.2)現在授業時に使用しているD式パターンによるブラウス作製では,補正がほとんどの学生にあり,その中でも最も多いのは前後の肩線と肩幅であった.3)一般に比較的多く使用されているD,V,I,Tの4方式の原型を比較したところ,作図の方法はV式が採寸箇所も少なく初心者には適しており,D,I式はフリーハンドの部分がむつかしく体型をよく知る必要があった.またD式は採寸箇所が多いのでこれには熟練を要し,未熟者の場合には誤差が多い.A・Hの大きさは各式とも41cm前後であった.4)日常の活動着としては背幅,肩幅にゆとりがあり,袖ぐりはやや深いが,全体的にはV式がよく,D式は胸幅がやや狭いため運動量が少なく,外出着やおしゃれ着として適していると思われた.本学のようにD式を用いて活動着をつくり,できるだけ補正をなくそうとする場合には,A・Hの部分をV式のように大きくして肩線はI式に近くすればよいことがわかった.今後以上のようなことを手がかりにして,学生が理解しやすいような体型分けをし,それに合う型紙を作成する研究をすすめると同時に,仮縫短縮の時間から生み出される余剰時間を利用して,二系列の教材を設定し,即ち1)は,クラス全員履習する細目2)は,家政課程出身者(早く仕上げたもの)を対象にした補助細目であって,家政課程の能力の低下を防ぎ,両課程の個々に能力を伸ばしてゆくような指導法を考えたい.終りに本実験に御協力いただいた本学瀬尾晶子助手,山本啓子助手,皆川琴江副手,松井章子研究員,福森純子元副手及び被験者として協力いただいた学生各位に厚くお礼申し上げます."}, pages = {123--134}, title = {短期大学における被服構成および実習に関する研究(第3報) : 原型比較およびドレメ方式による補正について}, volume = {18}, year = {1972} }