@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00000807, author = {荻野, 千鶴子 and 古川, 智恵子 and 加藤, 恵子 and 皆川, 琴江 and オギノ and フルカワ and カトウ and ミナガワ}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of the Nagoya Women's College}, month = {Mar}, note = {P(論文), "本学家政科学生の実態調査の結果は,1. 被服関係学生の入学動機は,約半数の者は他人にすすめられてであり,被服への目的意識を持っている者は少なかった。2.洋裁教育への期待度は,1・2年を通じて「自分と子供の服ぐらいは縫えるように」が約半数以上であった。全国短大の洋裁教育については,1.短大学生の高校における出身課程は,普通課程出身者のみの短大は21.9%であり,その他の短大においては家政課程出身者は11~20%という割合の学校が最も多かった。2.各短大の採用している洋裁方式は,大学独自のものが38%で,他の方式の中では文化式が最も多かった。3.履習内容は,スカート,ワンピースは調査校全部が課しており,ブラウスは90%,ツーピースは65%であった。ブラウス製作については,1.ブラウスの製作時期は,58%の短大が1年前期に履習していた。2.所要時間は,最小6時間,最大51時間で,最も多いのは16~20時間であった。また学校と家庭の作業の配分は7:3が最も多かった。3.補正に要する時間の最も多いのは,3時間であった。そして方法は,学生がグループで補正したものを教師が最後にみて指導する方法が多く,約半数あった。4.製作順序については,袖つけしまつは二度縫後手でかがるのが,衿つけしまつはバイヤス仕立てが,脇縫しまつは割って端ミシンが,何れも最も多い。5.パターン指導については,使用している短大は21%であった。以上のように,技術面に能力差のある学生を一斉指導して,何れにも満足を与え,個人それぞれを伸ばすために,各大学では相当配慮がなされている。被服の実技指導は,直ちに個人の成果が作品となって現われ,どんなに美しく仕上げても着られないものでは価値がないので,全員を一定水準まで指導者の手によって引き上げねばならぬ点が被服指導者にとって悩みであり,課題でもある。今後,時代に即応した若い人に魅力があり,要望に応えられる被服指導のあり方の探究が必要である。最後に,本研究に御協力いただきました全国短大家政科被服担当の諸先生に深く謝意を表します。"}, pages = {181--191}, title = {短期大学における被服構成および実習に関する研究(第5報) : 洋裁教育およびブラウスに関する実態調査}, volume = {19}, year = {1973} }