@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00000826, author = {荻野, 千鶴子 and 安田, 久仁子 and 岩城, 久美子 and オギノ and ヤスダ and イワキ}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of the Nagoya Women's College}, month = {Mar}, note = {P(論文), "1.授業における縫製作業時間の平均は1112.0分で,本作業時間は839.1分,付随作業時間は272.9分であり,本作業時間の占める割合は75.5%である。実験の縫製作業時間の平均は526.6分で本作業時間382.6分,割合は72.7%である。授業と実験は同じ傾向を示し,縫製作業の速い者は本作業も速い。2.部位により個人差がみられ,技術を要する衿付では作業時間差が顕著である。3.1年生の被験者A_1, A_2について授業と実験を比較すると縫製作業時間でA_1は35.5%,A_2は44.6%短縮した。これは作業方法の理解,作業態度の点で非常に意欲的であり,その結果作業速度が向上した。4.1年生と2年生の作業時間,その中でも付随作業時間に大きな差がみられ,また,未熟練者ほど1回目と2同日の時間差は著しい。したがって習熟による時間短縮の可能性は大きい。5.付随作業時間を要素別に検討した結果,縫製作業の遅い者ほど,いずれの要素においても,時間が多くかかっている。6.基礎能力が本作業の所要時間に及ぼす影響は非常に大きく,基礎能力の優れている者は劣っている者よりどの部位においても,その作業時間が速い。以上の結果から,今後和裁の能率化を考え,速く仕上げるには基礎技術である,縫う・くける作業の熟練が必要であると同時に,作業の理解,態度,意欲が要因とも考えられるので,指導上この面の考慮が必要である。今後は授業に対する意欲をもたせる工夫と同時に他の教材についても実験を行ない,短大における教材の標準時間を設定したいと考えている。最後に,被験者として御協力いただいた学生諸姉に感謝致します。"}, pages = {97--105}, title = {短期大学における被服構成および実習に関する研究 : 大裁単衣長着の縫製作業時間について}, volume = {20}, year = {1974} }