@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00000854, author = {栃原, きみえ and 山田, 美都子 and 市川, 直子 and トチハラ and ヤマダ and イチカワ}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of the Nagoya Women's College}, month = {Mar}, note = {P(論文), "顔面の形態と衿型との関係を明らかにすることを目的として次の4つの方法を用いて顔面の類型化を試みた。1.視覚による分類235名の被験者の顔面写真を用いて視覚による主観的観察を行ない,髪際のみの形態によって分類すべき性格のものと髪際と下顎との形態で分類すべきものとに分けた。前者では俗にいう僧帽型,かりが根型,富士額が認められた。更に特殊型を加えた4種類の顔型に分けたが,それは全体の39.2%であった。2.半円線による分類 髪際と下顎の形態で分類すべき性格のもの60.8%の142名について,耳上点,耳下点位置の各顔面幅を直径として髪際,下顎に半円線を描き,その線に対する形態的比較におい主観的観察をし,いわゆる円型,だ円型,角型,菱型の6種類に粗分類を行なった。3.髪際(H)下顎(C)の計測値による分類 試案として顔原図に菱型線を描いて髪際および下顎の形態を把捉することを考え,各辺の1/2点から直角線を引き,髪際および下顎の外郭線までの寸法を計測して統計処理による標準偏差を求めた。""第2""の方法で粗分類された顔型の特色をふまえながら標準偏差値による分類基準を探し,円型を含む6種類の顔型の分類を試みた。4.長径と幅径の比による分類 円型とだ円型は近似の顔型があり,""第3""の方法では分類を明催にし難いので,髪際点~オトガイ点の長径と顔面最大幅との比を求め,官能検査を併用して円型とだ円型の分類基準を探した。以上の方法により10種類に顔面分類を試みたところ,最も出現率が大であったのは卵型の22.8%,次いで僧帽型の17.2%であり,最も小であったのは菱型の0.9%であった。以上の顔面の類型化は試案であり,この後検討すべき問題も多いが,更に資料を増し,衿型との関係についての研究へと発展させて行きたいと考えている。終りに本研究に被験者として御協力下さった本学服飾専攻の学生の皆さんに謝意を表するものである。"}, pages = {75--84}, title = {顔面および頸の形態的因子と被服構成における衿型との関係についての研究(第2報) : 顔面の分類}, volume = {21}, year = {1975} }