@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00000856, author = {古川, 智恵子 and 堀, 逸子 and フルカワ, チエコ and ホリ, イツコ}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of the Nagoya Women's College}, month = {Mar}, note = {P(論文), "1.今回調査した衿型資料の範囲では,衿肩明8.5cm,背縫代1 cm,くりこし寸法2 cm, くりこしの種類は揚・切りの両者,衿付縫代1.5cm,また衽下り傾斜1cmを採用するものが高率を示した。2.本学学生のブローカー指数による体型分類では,正常体が最も多く,次いで痩身体が多かった。3.各体型別の計測結果にもとづき,身体各部位の相関関係について検討した結果,頚囲-胸囲,頚幅-頚囲および頚幅一肩の厚みの3項目において,高い相関が認められた。4.衿型6種による人体およびボディー着装の平常着における着装評価において,一致性の係数Wによる検定の結果,検査員の判定順位には,高度の一致性がみられた。従って,痩身・正常体型は,くりこし寸法2 cm, 切りくりこしのC型が1位であり,肥満体型は,くりこし寸法4 cm, 切りくりこしのE型が最も適合するものといえる。また外出着においては,痩身・正常体型では,E型, 4cmの切りくりこし,肥満体型では,F型, 6cmの切りくりこしがよく適合した。いずれの場合にも切りくりこしが評価順位1位とみなされた。5.頚幅および頚囲と後衿山離れ寸法の比率と体型適合性との関係について検討した結果,平常着においては, 2.5±0.1および8±1が最適比率とみられ,外出着においては, 2.0±0.1および7.5±0.5が最適比率とみられた。以上今回の実験により,従来一応常識的にしか把握されていなかったくりこし寸法について,体型との関連性を具体的にとらえることが出来たものと考える。今後は,頚囲寸法と衿肩明寸法との関係,さらに衽下りまでの衿付傾斜ライン,および衿幅と体型との関係について検討を行ない,より能率的,実証的な被服指導への一助としたい。終わりに本研究に被験者としてご協力下さった本学家政科の学生に感謝いたします。"}, pages = {93--102}, title = {衿肩明についての一考察(第1報) : 体型とくりこし寸法の関係}, volume = {21}, year = {1975} }