@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00000871, author = {青木, みか and 遠山, 和子 and 谷, 由美子 and アオキ and トオヤマ and タニ}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of the Nagoya Women's College}, month = {Mar}, note = {P(論文), "1.海藻エキス0.5%,1.5%,2.0%水溶液を水の代りにマウスに投与して発育状態を水投与の対照群と比較したところエキス投与により体重増加率が向上した.また20-メチルコランスレン処理による人工的皮膚癌を負荷し海藻エキスの発癌抑副作用を検索した結果,担癌動物において最大5週間の延命効果を認めた.2.海藻エキス中には約7 ppm, 固形飼料には0.76ppmのヒ素が含まれているが,50ppm亜ヒ酸水溶液投与群,1.5%海藻エキス投与群,水投与の対照群についてヒ素の吸収率を測定したところ海藻エキス投与群は吸収率低く,エキス投与により同時に摂取する食餌中のヒ素の吸収をも抑制することを推察した.比較のため行った亜ヒ酸水溶液投与群においてはヒ素吸収率高く飼育10週以降1/3のマウスに足部関節と筋肉の腫張を認めた.3.尿中ヒ素排泄量は50ppmヒ素水溶液投与群が最高であり,海藻エキス投与群は対照群より低く,エキス投与によって屎中へのヒ素排泄量が増加するため飼育5ヵ月現在においては生体への吸収量が少く血清中ヒ素濃度が低下し尿中への排泄量も減少するものと推察した.本実験に際し組織の病理学的鑑定を賜った三重大学医学部病理学伊豆津公作教授および実験に協力頂いた庄田節子,沢田京子様に感謝の意を表す次第である."}, pages = {1--13}, title = {海藻エキスの栄養学的研究 : I 抗腫瘍効果および含有ヒ素の吸収について}, volume = {22}, year = {1976} }