@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00000880, author = {古川, 智恵子 and 堀, 逸子 and フルカワ, チエコ and ホリ, イツコ}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of the Nagoya Women's College}, month = {Mar}, note = {P(論文), "短大被服コースを主とする学生を対象として,運針作業についての実験結果をまとめると下記のごとくである.1. 運針については,ほとんどの学生が,小学校ではきわめて初歩的な技術を習得しているのみで,中学・高校においては,ごく一部の限られた学生しか経験していないので,短大入学当初,約90%の学生は正しいなみ縫技法が出来ない.2. 4月当初から,翌年2月までの実験結果によると,運針の速さについては,反復練習による効果が大であるが,中でも,1回目から2回目,すなわち4月~9月までの伸び方が顕著である.3.なみ縫の速さと,三つ折りぐけ,まつりぐけ,および耳ぐけの速さとの間には,相関関係が認められた.4.運針技能については,回を重ねるごとに顕著な習熟効果が認められた.5.運針技能と,(和)細目製作技能の順位間には,強い関連が認められた.以上のことから,今回の実験により,従来何となく,概念的にしか把握されていなかった,運針と被服構成との関連が,数量的に明確に,把握されたものと考える.なみ縫技法の上達は,すなわちくけの技能上達へとつながり,両者の技能は,相互に作用しあって発達し,能率的,美的な,被服構成への道に直結するものと考える.終わりに,本研究に被験者として御協力下さった,本学家政科被服コースの学生に感謝いたします."}, pages = {73--82}, title = {運針作業に関する研究(第1報) : 運針が被服構成に及ぼす影響について}, volume = {22}, year = {1976} }