@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00000881, author = {古川, 智恵子 and 堀, 逸子 and フルカワ, チエコ and ホリ, イツコ}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of the Nagoya Women's College}, month = {Mar}, note = {P(論文), "以上の実験結果をまとめると 1.初歩的段階者の,なみ縫い技法修得の難易についてみると,布の高さの動作を除く,他の7動作全部が,極めて難度が高いことが分った.中でも1・2指の動き,指ぬきのあて方,等の右手の動作に問題がみられ,基本的技法修得の最短時間は30分で,最長時間は, 630分であった.2.不正確技法にて,1年間反復練習した者においては,右手の動作は,比較的容易に改善出来る.左手の動作,即ち布の引張り方,にぎり方,両手の上下運動等の,より速く,より美しく縫える要素の,左手協応動作が困難である.糸こき方法においては比較的運く修得し,漸次正確な運針技法への過程を辿ることが確認された.3.技法改善後の被験者と,不正確技法の被験者との運針上達度の比較をした結果,前者は後者に比べて,危険率1%で有意に伸びの差が認められた. 4.運針3回目の技能点を比較した結果,技能点及び速さは, (a)高校家政課程出身者が第1位で,次に(b)短大入学当初技法改善者,次に(c)1年経過後の技法改善者で,第4位が前者(a)(b)(c)以外の(d)被験者群の順位であった.なみ縫い技法の指導においては,入学当初の初歩的段階の時点,すなわち,なるべく早い時期に,正確な技法に改善することが,運針上達に効果があり,自己流の反復練習者は,正確な技法に改善しようと努力しない限り,技能の伸びは少ない.又授業時の一せい指導においては,難易要素別に段階を設けたグループ別指導が必要と考えられる."}, pages = {83--89}, title = {運針作業に関する研究(第2報) : 運針作業における技法分析について}, volume = {22}, year = {1976} }