@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00000911, author = {古川, 智恵子 and 堀, 逸子 and フルカワ, チエコ and ホリ, イツコ}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of the Nagoya Women's College}, month = {Mar}, note = {P(論文), "以上Kinesiologyの観点から見た作業衣の必要ゆるみ寸法について検討し,次の結果を得た. 1.被験者100名をローレル指数により分類した結果,S:痩身体15%,N:普通体78%,T:肥満体7%である. 2.農作業を10動作姿勢に分析し,作業姿勢変化における,体表面の皮膚の伸縮の実長を計測した結果,最大伸び率の中で,もっとも顕著な変化が認められたのは. 110°前屈身時,即ち田植姿勢時における,背幅上部の7.9cm(22.4%)と,同下部の10.7cm(32.7%)であり,特に,下背幅の変化率が大であることが認められた. 3.最大縮小率の中で,もっとも顕著な変化が認ゆられたのは,両上肢最大後挙姿勢時における,背幅上部-10.3cm,下部-8.5cmであり,動作時における背面の皮膚の伸縮のはげしさがみとめられた. 4.背面ヨークの位置は,直立正常上肢下垂姿勢時と,各動作姿勢時の計測値の最小変化量の位置,即ち頚椎点下7cm水平位線が最も妥当な位置と考えられた.したがって,この位置において,デザイン的な発展を除いた,機能的最小ゆとり量を入れればよいと考えられる. 5.着衣基体である人間の,作業姿勢時における皮膚の最大伸縮量から求めた各部の必要ゆるみ分量は,次のとおりである.1)胸間:15±1cm 2)背幅上部:8cm 3)背幅下部:10±1cm 4)着丈:21±2cm 5)下胸幅:1. 7cm 6)腕付根囲:6cm 7)外袖丈:-4cm 被服は人間の第2の皮膚であるが如くに構成されるのが理想である.したがって,身頃・袖等がそれぞれ独立しているのではなく,相互に機能性をカバーしあっているという思考から,本報で算出した必要ゆるみ量については,今後引続き綜合的に着衣実験を行ない,妥当性について論じなければならないと考える."}, pages = {85--93}, title = {婦人農作業衣に関する研究(第2報) : Kinesiologyから見た作業衣の必要ゆるみ寸法の検討}, volume = {23}, year = {1977} }