@article{oai:nagoya-wu.repo.nii.ac.jp:00000912, author = {古川, 智恵子 and 堀, 逸子 and フルカワ, チエコ and ホリ, イツコ}, journal = {名古屋女子大学紀要, Journal of the Nagoya Women's College}, month = {Mar}, note = {P(論文), "以上既製作業衣および試作実験衣数種について行った着衣実験による農作業衣の機能性に関する検討結果をまとめると,下記のとおりである.1.量産被服である既製作業衣の呼びサイズは,身長,胸囲による二元表示によるものは見当らず,L・M又は,大・中の表示であり,S又は小サイズの市販は見られず,L・Mの2サイズのみで,各部の寸法および寸法差は,各メーカーによりまちまちで統一性がない.2.既製作業衣寸法の胸囲および袖ぐり寸法は,必要以上に大きく構成されているが背幅のゆとり寸法は,意外に小さかった.着衣実験の結果,胸囲のゆとりが多くても,背幅ゆとり量の少ない作業衣は着心地が悪く,胸囲のゆとりが少なくても背幅のゆとりが多いb型作業衣の着心地がもっともすぐれていた.上肢の動きにともなう背幅の必要ゆとり量は,上部6±1cm,下部10±1cmで,又胸囲は,15±1cmのゆとり量が必要とみなされた.3.b型作業衣以外の背幅は,田植姿勢時に窮屈さを感じる寸法で構成されていることがみとめられた.4.既製ブラウスは,胸囲背幅とも,用的機能より美的機能優先の寸法で構成されており,作業衣としては不適当であることが認められた.5.既製作業衣の着丈,袖丈,開襟衿などには,共通して人間工学的配慮がみられた.以上,今回は,胸囲と背幅について検討したが,更に背幅と袖のゆとりとの関係を明らかにし,袖の構成の違いによる機能性についても引続いて検討を重ねていきたいと考えている.終わりに本研究に被験者として御協力下さった本学家政科被服コースの学生に感謝いたします."}, pages = {95--102}, title = {婦人農作業衣に関する研究(第3報) : 必要ゆるみ寸法と既製作業衣の機能性との関係について}, volume = {23}, year = {1977} }