WEKO3
アイテム
食餌蔗糖とアルコールの血清脂質および肝脂質に及ぼす影響
https://nagoya-wu.repo.nii.ac.jp/records/902
https://nagoya-wu.repo.nii.ac.jp/records/9022a7dd62f-ed42-4415-a32f-c16da256f55d
名前 / ファイル | ライセンス | アクション |
---|---|---|
![]() |
BY-NC-ND
|
Item type | 紀要論文(ELS) / Departmental Bulletin Paper(1) | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
公開日 | 1977-03-15 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | 食餌蔗糖とアルコールの血清脂質および肝脂質に及ぼす影響 | |||||||||
タイトル | ||||||||||
タイトル | Effects of Dietary Sucrose and Alcohol on the Lipid of the Serum and Liver of the Rat | |||||||||
言語 | en | |||||||||
言語 | ||||||||||
言語 | jpn | |||||||||
資源タイプ | ||||||||||
資源タイプ識別子 | http://purl.org/coar/resource_type/c_6501 | |||||||||
資源タイプ | departmental bulletin paper | |||||||||
ページ属性 | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | P(論文) | |||||||||
記事種別(日) | ||||||||||
論文 | ||||||||||
著者名(日) |
谷, 由美子
× 谷, 由美子
× 青木, みか
|
|||||||||
著者名よみ |
タニ, ユミコ
× タニ, ユミコ
× アオキ, ミカ
|
|||||||||
著者所属(日) | ||||||||||
名古屋女子大学 | ||||||||||
著者所属(日) | ||||||||||
名古屋女子大学 | ||||||||||
著者所属(英) | ||||||||||
en | ||||||||||
NAGOYA WOMEN'S COLLEGE | ||||||||||
著者所属(英) | ||||||||||
en | ||||||||||
NAGOYA WOMEN'S COLLEGE | ||||||||||
抄録(日) | ||||||||||
内容記述タイプ | Other | |||||||||
内容記述 | "1)白ねずみに標準固型飼料(C群)と蔗糖・ラードからなる合成飼料(S群)を投与し,各群にアルコール投与のもの,さらにこれに絶食処理を負荷したもの等,食餌を異にした6群についで飼育5週間における生育をしらべた場合,体重増加率はC群がS群より高く,両群ともアルコール投与によりわずがに低下した.アルコール投与群は総熱気の33~48%をアルコールで補給する結果となった.2)内臓諸臓器の体重に対する重量比は,標準固型飼料,水投与のC_1群を100として他の5群と比較した結果,S群はC群よりエネルギー摂取量が少ないにもかかわらず体脂肪が多く,脂肪代謝の異常が推察された.心臓,肝臓重量の体重比率は6群間に有意差を認めなかったが,アルコール投与と絶食処理で脾臓と腎臓重量がやや低下した. 3)S群の血清中性脂肪はC群の約2倍に達し,2群においては水投与群に対してアルコール投与で1.3倍になり,これを絶食処理した場合1.9倍に増大したが,摂取エネルギーが少ないにもかかわらず,蔗糖,アルコール投与,絶食処理が血清中性脂肪を顕著に増加させることは興味深い.肝の中性脂肪も同様な傾向を示し,S群はC群の2.2倍に達し,アルコール投与と絶食処理のS_3が最高値を示した.アルコールの脂肪誘発作用は低栄養によって促進されることが示唆される.4)血清コレステロニルはアルコール投与で1.4倍に増加することを認めたが,肝のコレステロ-ルは6群間に有意差を認めなかった.血清総脂質もS群がC群の1.8倍,肝の総脂質も1.3倍に達し,アルコール投与と絶食処理により顕著に増加した.5)GPTはC群,S群ともアルコール投与と絶食処理のC_3, S_3が高く水投与の1.6倍に達し,絶食時に与えるアルコールによって若干の肝機能障害を誘発したものと考えられる. 以上の実験結果より蔗糖投与によって血清,肝の中性脂肪が増加し,アルコール投与と絶食処理でこの現象はさらに増悪することを認め,蔗糖の過剰摂取と空腹時のアルコール摂取などが高脂血症を誘発し,循環器障害の一因となる可能性を考察した." | |||||||||
雑誌書誌ID | ||||||||||
収録物識別子タイプ | NCID | |||||||||
収録物識別子 | AN00179986 | |||||||||
書誌情報 |
名古屋女子大学紀要 en : Journal of the Nagoya Women's College 巻 23, p. 1-7, 発行日 1977-03-15 |